縞馬は青い

縞馬は青い

映画とかドラマとか、好きなもの

いちばん面白い、を積極的に乱用する(2021年5月1日)

f:id:bsk00kw20-kohei:20210502023551j:image

連休はだいたいスタートダッシュをミスる。早く起きてもそのままベッドのなかで映画を観てたらうとうと二度寝をしたくなるし、よっしゃ映画予約するぞっと思ったら満席になっていた。今日はだらだらドラマを観ていただけで時が過ぎ、夕方には激しい雨に頭痛がして昼寝ぶちかまし寝ても覚めてもずっと眠い日だ。『すいか』(いまHuluで無料です)第4・5話、『住住』第1話、『息をひそめて』第1話あたりを観た。中川龍太郎『息をひそめて』第1話はとても『街の上で』感のある、というか『わたしは光をにぎっている』なコロナと無くなってしまうものと残り続けるものの話。『住住』はシーズン1が好きすぎるので早く、早く若林と二階堂ふみに登場してほしい。

きのう始まった『半径5メートル』がかなり面白かったようで、1日たったいまもかなり興奮してる。今期数多ある良作ドラマのなかでもいちばん心に刺さる第1話だったのではないか。「いちばん好き」っていう言葉を使いすぎて最近は「もっとも面白い」とか「〇〇とか」(いい類義語を思い浮かばなかった)を使ってるけど、大げさとかじゃなくって「いちばん好きなもの」ばかりに囲まれていたいんだものしょうがないよね。ドラマは週刊雑誌の編集部が舞台で、冒頭は「1折」と呼ばれるいわゆる「スクープ記者」として奮闘する主人公(芳根京子)を描く。が、それはただの大いなる前フリであり、目に見えない読者と見える“熱愛”(あえてこの言葉を)、職場に蔓延るセクハラや男性中心的構造に弾かれてドロップアウトを余儀なくされた芳根京子が、そこでの「疑問」を背負いながら(生活情報を取り上げる、とてもゆるい)「2折」に異動になったあとの「発見」を捉える。そんなドラマだ。大きい出版社の週刊誌で働く知り合い(女性)にまずは想いを馳せた。

脚本とセリフがキレキレだ。橋部敦子さん、そんなに馴染みがないけどこんなことなら知ってるワイフとモコミも観とけばよかったかな。永作博美の存在感が素晴らしくて、「あなたはなにをどう見るの?」という言葉の説得力に射抜かれた。芳根京子との距離感もいい。さすがにあの職場はちょっとファンタジーすぎるけど「ひたすら楽しそうな仕事」って最近のドラマでは観ない気がするからそういう観点でも楽しめる。あとは三島有紀子さんが演出してるからだと思うけど要所に構図で魅せてくる場面があったのもよかった。高低差はさすが『幼な子われらに生まれ』の!って感じだ。関係ないけど。初回放送にしては最後うまくまとめすぎな気もしたけど黒田大輔が熱演してたんでもうそれはOKです。花束を持って走り去ったの倉悠貴だよな。吸い込まれる美形。