縞馬は青い

縞馬は青い

映画とかドラマとか、好きなもの

ポップカルチャーをむさぼり食らう(2019年9月号)

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タイトルに“ポップ”って付け加えてみた。いや、今まで不安だったんですよね。自分の好きなものってメジャーからは外れたもので、ポップと言ってしまうのはおこがましいんじゃないかってずっと思ってて。でもポップって別にメジャーってことじゃないし、僕は自分が愛しているカルチャーはこんなにおもしろいんだ!って主張していきたいし、好きなものたちをポップと思ってないみたいなのもかなり失礼だし、そもそも商業的に成り立っているカルチャー(要するにアンダーグラウンド以外のもの)はポップカルチャーと呼ぶらしいし、ししし*1。これには最近spotifyでよく聴いてる「POP LIFE:The Podcast」と、敬愛するブログ「青春ゾンビ」の“ポップカルチャーととんかつ”というブログ説明文に多大な影響を受けた。今月は漫画にもアメリカンドラマにも手を出したので*2ポップカルチャーを極めにかかっています。2019年9月。


広島お好み焼うまい

月初は取材で広島に行き、お好み焼をたらふく食べた。計6店舗。行く前までは広島お好み焼童貞だったけど、これはもうお好み焼マスターと言っても差し支えないのではないだろうか。それぐらいいっぱい食べた。1店舗目でまず驚いてしまったのは、関西のお好み焼との圧倒的別物感。関西出身のぼくは正直“ひろしまふう”を舐めきっていた。しかし“ふう”なんてもんじゃないぞこれは。これこそが真のお好み焼だと思った。関西人の友だちにそのことを力説すると、ちょっと鼻で笑われたけど。とりあえず、東京にもあるし広島にも数店舗ある「八昌」と名のつくお店に入れば間違いないのではと。広島というとあとは、隠れたホットスポット三段峡」が最高だった。夏なのに涼しくてヒーリング効果抜群でね。

モーニング娘。になれなかった女の子

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9月21日、モーニング娘。’19の秋ツアー初日に行った。今までハロコン*3では何回か見てるけどモー娘の単独ライブへ行くのははじめて。今回は微動だにせずじっくり見たいと思って着席でみれる席へ。遠いから顔を認識するのはキビイけどじっくり見たい自分には合ってたんじゃないかな。どれだけ心のうちでは興奮していてもほんとに微動だにせずに見きった。いや〜、ライブはもう圧巻だったよ。初夏ごろに加入して初ライブだった15期ちゃんたち3人がフレッシュすぎてゲロかわで、もうそれだけでクラクラした。やっぱりモー娘の楽曲はポップでちょいダサで最高だと再認識しました。これでハロプロの単独ライブはアンジュルムとモー娘を制覇したので、ハロプロ箱推しとしてJuice=Juiceも行ってみたいと思う。行くぞ。ーー先月は眉村ちあきに激ハマりし、今月はONE PIXCELというグループにちょいバマりしてしまった。ドラマ『だから私は推しました』を見てからアイドルへの気運が高まってる気がするな。このグループも眉村さんのときと同じく『火曜TheNight』という番組で知ったアイドル。アイドルというよりアーティスト色が強い感じはする。なんでもセンター的なポジションにいる田辺奈菜美さんが元ハロプロ研修生だったんだって知って。それ聞いてあーどっかで見たことある!と思ってた自分の心が晴れた。2014年までいたってことは自分もギリギリハロプロオタクになってるもんな。とりあえず「Final Call」という曲がベリーグッドなんで貼っておきます。歌とダンスがうまくていかにもハロプロ好きが傾倒しちゃいそうなやつ。韓流にちょっとハマってた時期を思い出すな。f(x)というグループの曲の感じに似てる。

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古本マンガの紙のにおいが好き

数年ぶりくらいに漫画への想いが再燃してきて、今月はめっちゃ読んだ。古本屋(中野のまんだらけ)で漫画を選んでる瞬間って、レンタルビデオ屋で映画探してるときより楽しいし、なんなら人生でいちばん楽しい瞬間かも。言いすぎましたけどバカ買いするときの幸福感はハンパないよな〜。

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この回のポッドキャストシャムキャッツの夏目くんと漫画家の西村ツチカさんがおすすめしてたやつを数冊買いました。いちばん気になってたのは『あれよ星屑』。作者による綿密な時代考証をもとに戦前戦後の世界を描いた作品。50年代の日本映画(必然的に舞台は40年代の世界とかになる)が好きなんで、その世界を確かな情報のもとで描いてくれる漫画はマイニーズしかなかった。風俗関係の話とか楽しく読んじゃうんよね。完結してるみたいだしじっくり読んでいきたい。ーー自分に似たものが描かれてるかもと思って買ったのは『ものするひと』。主人公は30歳の小説家で、別に小説だけで食えてるわけじゃないからハタから見ると「何やってるかわかんない人」になってる人。その微妙な生きづらさと、日常生活のふとした瞬間にイマジネーションが広がっていく感覚がおもしろく描写されていて、これも「自分の漫画だ」って思った。絵はシンプル。線が細い。素朴に生きてる感じがページの端々から伝わってくる筆致だ。ーー田島列島の漫画がすごいってよく聞いてたので、『子供はわかってあげない』『水は海に向かって流れる』ぜんぶ買った。とにかく純なボーイミーツガールが瑞々しすぎて癒される。メインストーリーとサブストーリーの作り込みがすばらしくて、それはそのまま読後感の豊かさにつながっていた。登場人物がめちゃくちゃ愛らしいんだよね。なんか現実世界にこの人たちいたらいいよねっていう信頼できる人しか出てこなくて。僕は高校時代水泳部で、せっかく男女合同型の部活なのにぜんぜん女子部員としゃべれなかったっていう残念な思い出があるので、『子供はわかってあげない』のサクタさんの姿を見てその空虚な記憶の穴埋めをしました。ぜんぜんできてないけど。あんな青春時代ほしかったよね。ーートーチwebで連載されている『かしこくて勇気ある子ども』を読んでる。第2話にして悲しくて泣いてしまった。

あれよ星屑 1巻 (ビームコミックス)

あれよ星屑 1巻 (ビームコミックス)

 
ものするひと 1 (ビームコミックス)

ものするひと 1 (ビームコミックス)

 
子供はわかってあげない(上) (モーニング KC)

子供はわかってあげない(上) (モーニング KC)

 

to-ti.in

シネコン行くならグランドシネマサンシャイン

長くなるけど映画の話しますね。まず今月みたいちばんおもしろかったやつから。ーー先月のエントリーで大期待を込めていた『わたしは光をにぎっている』、ひと足早く試写で観てきた。今夏のベストムービー『四月の永い夢』の中川龍太郎監督作。主演は松本穂香(大好き)。主題歌はカネコアヤノ(大好き)。もうね、おもしろくないわけがないよね。映画としてはまったく起伏がないまま進んでいくストーリーだから途中で眠くなったりも当然するんだけど、役者の一息ひと息、自然・街の風景のひとつずつに対して丁寧にカメラが向けられていて、映るものすべてのよい未来を祈るように紡ぐこの映画の姿勢にやられた。これはカネコアヤノの歌を聴いていても同じことを感じる。アルバム『燦々』とっても好き。CINRAのインタビューとかでも言及されてるところで、「かみつきたい」の<自ら不幸にならない/ なろうとはしないで>っていう詩はほんとうに救いになる言葉だと思った。意地でも明るくいようぜ、だって勝ちてぇもんっていう彼女の念には力強さがみなぎっている。言霊の力、どんなことがあっても「大丈夫だよ!」と自分に言い聞かせるパワー。弱い自分に負けそうになってもカネコアヤノの曲を聴いていればたぶん生きていけるし、強くなれる気がした。『わたしは光をにぎっている』もまさしくそんな映画で、そうした「祈り」を松本穂香が小さな身体とかすかな表情の変化、声量の変化で体現してみせている。11月15日公開、クソおすすめです。

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もう一本、同じ11/15公開の『殺さない彼と死なない彼女』もかなりいい映画。青春映画。キラキラ寄りかと思いきや、だいぶ大人っぽい。まずもってしてキャラクターの造形がすばらしいんだよな。できあがりまくってる。これはロロのいつ高シリーズとか、同じく三浦さんの『それでも告白するみどりちゃん』とかをみてるときの心情にかなり近くて、キャラをすごい好きになってしまった。好きな男の子になんども告白する撫子ちゃんという女の子が出てきて、もうそれは『それでも告白する〜』と同じなんだけどこの子の「〜だわ」口調が様になりすぎていてかわいさに悶えた。

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大作の『いなくなれ、群青』、小品の『左様なら』と、今月は青春映画がなかなかよかった。10代、20代前半の俳優が飽和状態なくらいすてきな役者が多いから、作品もいいものがたくさん出てくるといいな〜って思ってる。ーーあとは『アス』のユーモアたっぷりのホラーも最高だったな〜。予想できないわけではないのに展開がすごいおもしろくて終始ニヤニヤしてた。『ゲットアウト』より断然好きだな。SFの『アド・アストラ』もすげぇ好きだった。宇宙を舞台にしてるのにパーソナルな話題が主題、っていうストーリーテリングが個人的にはツボで、そういう意味で『ファースト・マン』とも似てて暗いけど楽しい。観念的な映像美は寝る前に見るのにもぴったり。ーー今泉監督の『アイネクライネナハトムジーク』。はじめて仕事で映画評を書いたから冷静には楽しめなかったのだけど、相変わらずよくできてるし、人物造形に愛があるよな〜とは思った。でもやっぱり登場人物が多すぎることによる弊害が出ていて、「怒る人」という装置化した人間を今泉映画で観るのは辛かった。その点、テルコにフォーカスした『愛がなんだ』はやっぱ魅力的だよな〜。ちゃんと分析することで彼の映画の好きなところが「常に主人公がなんらかの疑問を浮かべている点にある」という新発見があったのはとてもよかったです。あと今泉映画は女優の魅力がたっぷり。多部ちゃんと森絵梨佳さんがやわらかくてめちゃよかった。

realsound.jp

フランス映画大ブームは9月も継続中。新文芸坐でやっていたクロード・シャブロル特集に金曜の夜を3回投げ打って3本みた。『野獣死すべし』『一寸先は闇』『破局ヒッチコックともまた異なる映像的な完成度の高いミステリーを3本も観れて幸福でした。映画評論家の大寺眞輔先生による講義も大ボリュームで言葉をまくしたてていて大満足。これからも新文芸坐シネマテークのラインナップはチェックし続けたい所存です。ーーもう一本フランス映画。アンスティチュ・フランセ東京でジャック・ロジエ監督の『メーヌ・オセアン』という映画がやってたので思わず飛んでいった。ジャック・ロジエは先々月に「ヴァカンス映画特集」ってのでみた『オルエットの方へ』が大好物な映画だったんだよな。本作もなかなかに登場人物たちみんな浮かれてて、でも必死で、めっちゃ笑えて楽しかった。フランス映画のユーモアの感覚を享受できるのはなんだかうれしいな。女性がとにかく輝いてるんだけど、加えてオルエットの方へにも出てきたベルナール・メネズがめっちゃ損な役回りででも愛らしくて相変わらずいい。

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かつてゆとり世代(ミレニアル世代)と呼ばれたものたちのドラマ

いくつかドラマをみていると、その主人公がみんな20代なことに気づいた。いま。無意識に選びとってたんだろうな。『だから私は推しました』の放送枠「NHKよるドラ」はドラマを見なくなった若い世代にターゲットを向けてるんだって。いやはや、見たいと思ってるもの全部を見れてるわけじゃないけどおもしろいドラマがたくさんあります。『推しました』の最終回、あんなにぐるぐるとデフレスパイラルみたいな状況下にいた登場人物たちが最後には晴れやかな笑顔を浮かべている。別に異国へ飛び立ったわけでもこの状況下から抜け出したわけでもない、むしろいる場所(地下のライブハウス)は変わっていないのに、状況だけが好転している。それが無理なく描かれていてあらためてすばらしいドラマだなと感心した。最終回のレビューも書かなくては。ーーAmazonプライムの『アンダン〜時を超えるもの〜』がかなりおもしろかった。20数分×8話のサクサク観れるアニメーション・コメディー・ドラマ。アニメーション・コメディー・ドラマってなんだよ!って思うでしょ。僕もよくわかってないんだけど、ロトスコープアニメーション(一度実写で撮影した映像をトレースしてアニメ化する手法)を採用してるんだって。実写らしい人間のリアルな身体・表情の動きと、アニメーションだからこそ可能になる倒錯した世界観の描写。その融合によって紡がれたのは時間旅行を繰り返すタイムリープものでした。最初の1、2話なんかはちょっと気持ち悪くなるくらい映像のトリップ感がすごくて、正直しんどい。それはストーリーが、主人公であるアラサー女性の切迫した日常に寄り添っているからでもあるのだ。なんか説明がむずいんで、『パターソン』と『メッセージ』を組み合わせたようなドラマってな感じで紹介しておきます。おすすめ。

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TOKYO MXで9月20日に放送されていた『おやすみ、また向こう岸で』というドラマがすばらしかった。『あみこ』『21世紀の女の子』の山中瑶子監督作。主演は三浦透子さん。20分くらいのドラマなのに、映像的技法や真に迫るストーリーが展開されていてびっくりしてしまった。山中さんには期待しかないや。もう放送されることも中々ないと思うので、長めに記録しておきましょう。

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関係者の合意に基づき、複数の人と恋愛関係を結ぶ「ポリアモリー」に着想を得てつくられた作品。恋人・ヒロキ(中尾暢樹)との関係に違和感を抱く一方で、高校の同級生・カナコ(古川琴音)に惹かれていく女性・ナツキ(三浦透子)の心の揺らぎが描かれる。

恋人と一緒に暮らすナツキの家にカナコがやってきて、最終的に3人で住もうという話になったりする。それだけ聞くとロロの三浦さんがちょっと前にドラマやってた『ガールはフレンド』みたいだね。でも本作はもっと内容がハード。ポリアモリーや同性愛、SEXの不快感といった性質・現象・問題を扱っている。すばらしいのは映像演出と女優2人の演技だ。例えばポリアモリーという言葉は実際にこのドラマには出てこない。でも話の流れでそういう選択肢もありなのかもしれないと思わされたりする。セリフの言葉選びやストーリーの進め方がとにかく秀逸なのだ。あとは「境界線」のイメージが作中にうまく織り交ぜられている。歩道橋、ベランダ、ベッド、車、池。そして家。ラスト数分のところでいきなり物語がジャンプアップしてファンタジー味が出だすのも急ではありながらおもしろいアイデア。かなり抽象的なラストだったけど、主人公の思考の変遷がかなり明確に映像化されていて、山中さん天才だわ…って唸った。ここで主人公に三浦透子をキャスティングしたのも抜群だったと思うな。物事に白黒つけない中立的な立場がぴったりハマる。山中さんにはバンバン映画つくってほしい。

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月初あたりにAmazonプライムで『宮本から君へ』のドラマ版を観ていた。9/27公開の劇場版に向けて。昨年放送のリアルタイムでは4話目くらいでやめてしまってたのだけど、実はそっからが真のおもしろさを発揮するところだったんよね。性格から何から自分とは正反対で現実世界にいたらどう接したらいいかわかんないだろう宮本。まぁいないんだよな今はこういうがむしゃらなやつが。でも宮本の姿を見て仕事がんばろって思ったのは事実だ。なんかかっこいいんだよな〜。そして9月29日に劇場版を鑑賞した。びっくりした。ドラマ版からの飛躍がすごすぎて。宮本が宮本のままパワーアップしてる感じで。見事な映画化だった。暴力表現とかジェンダー的な部分を鑑みるとすんげぇ問題作(ここでいう問題作というのは質が悪いという意味ではない)だと思うけど、宮本=池松壮亮の熱量がそれを突き破ってくる。問題作と言いつつもポリコレ的な部分もかなり気を使ってるような印象を受けたりもする(とくに中野靖子の人物造形)。でも賛否両論はあるんだろう。むしろ、宮本の発するこの最上級の愛がみんなにわかってたまるか!と反発してみたりもしたくなる。映像的な部分で、「信号」が頻出するのが気になった。最初「黄色信号」が映って、「赤信号」はまぁ出てこないんだけど金魚、血、血、血、「薔薇色の人生」と赤が印象的に並べられ、青信号の横断歩道で後ろに引き返す宮本をもって幕を閉じる(それと白シャツについた血)。要するに彼らの置かれた立場は赤信号の真っ只中のままだ。ハッピーエンドとは言いがたく。あとは「家」や「人」を媒体にした「侵入する/される」の関係性と序盤と終盤のその反転。風間や拓馬が靖子の家に侵入してきたかと思えば、終盤では宮本が拓馬の家へ侵入しようとしたりする。中野靖子の両親に挨拶しにいったりする。何者でもなかったものが攻める存在になり、そして守る存在になるまでの描写が「宮本が父になる」ストーリーの根底を支えていたように思う。「寝ている」シーンの頻出も印象的だったな〜。子どもみたいにすやすや寝ていて、そのままずっと寝てるほうが幸せかもしれないけど宮本はちゃんと起き上がってメシ食って。そういう映像の積み重ねもさることながら、やっぱり池松くんがすごいんだわ。まぁ控えめに言って今年ベスト級の映画でしたよ。

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舞台と日常が融解するとき

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9月22日に贅沢貧乏の『ミクスチュア』を観劇。今年ベスト演劇がおそらく同劇団の『わかろうとはおもっているけど』で、今回もそれに並び立つ傑作だった。断片的な描写から何かが印象に残ってもらえれば、と主宰の山田由梨さんは控え目に言うけれど、パフォーマンスも物語も、ぜーんぶちゃんと繋がっているのだからすごい。人間はどこまでいってもバラバラなもの。真には通じ合えないもの。でも彼らが時おり結びついたり、また離れたりする刹那に心が動かされる。たとえ世間一般の“普通”とは違う異物であっても、やっぱりそこで生きていければいいなと切実に、ささやかに、思っている人たち。2人1組で人間界に降り立ってしまった野生生物と「好き」がわからないあの男女が正反対に描かれながらもなんだか同じものに見えたりもして刺激的。贅沢貧乏の演劇の好きなところはユーモアがあるところです。ーーキングオブコントの影響でコントにハマる。かが屋のコントの美しさに一発で心を掴まれてしまったのよ。YouTubeでみてて一番グッときたのはこれ。

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初対面の男女のノリがすれ違い、徐々にノリを理解しだし、会話が成立し、グルーヴが生まれるまでのキュンキュンする秀逸なコント。アルバイト先の飲み会で知り合ったというかが屋のふたりにもきっとこういう瞬間があったんだと想像すると、もう泣けてきちゃいますね。ああいう心が通じ合う瞬間が人生やってて一番楽しくないすか?長らくそういうのない気がするわ…。

shiomilp.hateblo.jp

潮見さんのエントリー読んですごい納得。始まりと終わりが欠けているということは日常に直に接続しているということで、コントが終わってもその世界で生きる彼らの行く末を想像できるということなんだろう。まるでよくできた映画だよな。追いかけます。ーー蛙亭のコント「犬」も好きだった。華麗なる二重人格。

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バラエティだと『テレビ千鳥』の「全部嘘さ!選手権」で笑いすぎて腹壊された。「ひとりフレンドパーク」というパワーワードが出てくる場面を刮目してほしい。

 

*1:要するに、マイナーのなかに埋もれた“ポップ”を発掘したいってのが一番の欲望かな

*2:小説は相変わらずまだ…、伊坂幸太郎の「アイネクライネ〜」は予習した

*3:ハロー!プロジェクトのグループがぜんぶ集結してやるコンサート。