はじめに
なんかいきなりブログの更新頻度が低くなってしまって焦ってます。というのも春から東京で就職することが決まっており、部屋探しやらなんやら、大学ももうすぐ卒業してしまうので別れゆく友との飲み会やらなんやらで、まとまった文章を書く時間と気力がない…。こんなんで怠けてるようじゃ社会人になってしまったら文章を書けなくなってしまいそうで心配です。ただ、忙しいといっても面白いものには常に触れようと尽力しています。こればっかりは生きがいなんでね。というわけで備忘録として記録しておくために短文で「最近おもしろかったもの」を10個ばかしまとめておくことにしました。ドラマや音楽、漫画など多ジャンルを攻めてるので趣味が合う方がいたら嬉しい限りです。
最近おもしろかったもの十選
【音楽】Rejjie Snow『Dear Annie』
僕の人生と一生交わるはずがなかったヒップホップ。なんだけど、いやぁこれはたまげた。めっちゃいいんだもん。聴くしかないよこれは。とりわけ、24歳というRejjieの同世代感が堪らなくいいです。ダブリン出身ってのも特に理由はないけど好き。中でも「spaceships」と「23」という曲を最近よく聴いてて、リリックを理解しようと必死です。まぁ全然分からないんだけど。私ももうすぐ23です。
【音楽】Nulbarich『H.O.T』
あいもかわらず、いい。思わず体が揺れてしまう良曲揃いであることはさておいて、リード曲である「ain’t on the map yet」のミュージックビデオが最高にクールなんだよなぁ。「心が躍る」「想像する」そして「現実を生きる」。音楽を聴くってこういうことじゃない?というのが可視化されていて鳥肌がたった。
Nulbarich – ain't on the map yet (Official Music Video) - YouTube
【音楽】androp『cocoon』
「君がいない」ということと「それでも生きていく」ということをメロディとリリックを変えながら何度も何度も歌い続けた13曲収録のフルアルバム。8曲目である「kitakaze san」の間の抜けた感じがめっちゃ好き。少し暗い楽曲が並ぶ中で、こういった“おとぎ話”はバンプの「ハンマーソングと痛みの塔」や「K」のような優しい役割を果たしている。
【ドラマ】Amazonプライム『さまぁ~ずハウス』
さまぁ〜ずと1人の女優がおりなす「一発撮りドラマ」。用意されるのは舞台となる部屋と脚本だけで、撮り直しもリハーサルもなしという画期的(?)で実験的な番組です。2話目に登場するのんちゃんがめちゃ最高なのは言うまでもなく。芸人ぷらす女優のコント風シットコムってまぁ外れることはないんですよ。「住住」しかり「ウレロ」しかり。今後にも期待です。
【ドラマ】TBS『アンナチュラル/9話「敵の姿」』
クオリティのおばけ。こんなにしっかりとしたドラマ、『マインドゲーム』とかそこらへんの海外ドラマとも全然肩を並べられるぞ。それを圧倒的に少ない予算で作りあげているのだからもうなんも言えねぇっすわ。毎話毎話言葉にならないほどの衝撃を受けています。
【ドラマ】フジテレビ『隣の家族は青く見える/7話』
脚本のクオリティの高さではこちらも負けてません。多様で難しい「家族の問題」を時に交わらせながら個別に語っていく筆致のなめらかさ。少しでも伝え方を間違えれば方々から非難を食らってしまうこの時代に、これほど慎重に、そして温かい目線でこのでこぼこな「パズル」のような世界を巧みに描き出したこのドラマを挑戦的と言わずして何と言うか。今クール、結末が最も気になるドラマです。
【バラエティ】静岡朝日テレビ/SunSetTV『Aマッソのゲラニチョビ』
偶然Twitterで見かけたこの番組。静岡朝日テレビが運営するインターネットテレビ局「SunSetTV」にて配信されているコンテンツです。YouTubeで視聴可。Aマッソってやっぱりおもしろい。#32からの「台湾・タイマン・ツアー」が最高。「水曜どうでしょう」的な安物感がいいんだよな。
#31【Aマッソのゲラニチョビ】「台湾・タイマン・ツアーPart1」 - YouTube
【バラエティ】Netflix『あいのりAsianJourney/エピソード20』
ドラマのワンシーンのような追駆劇を見せる男らしさと、愛する人の一つのミスにネチネチとこだわり続ける醜さを併せもった人間が「シャイボーイ」という男なのです。多面性が浮き彫りになるのがこの番組の最大の面白さであるから、人が入れ替わっていってもその質が低下することはありません。今は「ゆうちゃん」の活躍を楽しみにしています。
【漫画】コナリミサト『凪のお暇』
空気を読みすぎて過呼吸になった、という魅力的な宣伝ワードに惹かれて読んでみたのだけど、これがすごく面白い。現代的な社会派ドラマを織り込んだほんわかラブストーリーという装いで、すごく楽しく読めます。『A子さんの恋人』と並んでドラマ化待ったなしな感じです。
【漫画】マキヒロチ『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』
吉祥寺だけが住みたい街ですか?(1) (ヤングマガジンコミックス)
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東京での部屋探しを前に以前から気になっていた作品を手にとってみました。なんか分からんけど1話1話めちゃくちゃ面白い。「東京って案外ええ街やん」と関西生まれ関西育ち東京春から、な筆者が言うております。
映画は『シェイプ・オブ・ウォーター』が大好きなやつでした!ギレルモ・デル・トロ監督、良かったね〜!(笑)