縞馬は青い

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2017年ベスト映画&ドラマのお話

f:id:bsk00kw20-kohei:20171225205131j:imageはい。(いつも通り)映画漬けの一年でした。せっかくブログというものを始めたので大々的に記録しておきたいと思います。今年映画館で観た新作映画の数は67本。加えてNetflixで限定公開された映画を2本、見逃した映画をレンタルで2本観たので、合計71本(邦31、洋40)!2年連続で最高記録更新しました!というわけでここからベストを選出。10本に絞って選考理由はこうだ!と言えてしまえば最高にクールなんですが、どこにもそのような技量は見当たらなかったのでそれでも頑張って絞り込んだ映画20本を記しておきたいと思います(おまけでドラマ10選も)。『ツインピークス』を入れ込んだ「カイエドゥシネマ」の年間ベストみたいに、ドラマも映画と同列に考えて同じランキングに組み込むことができればこれまた最高にクールですよね。まぁそんなこともできない(一介の映画好きがそんなことをする必要も感じない)ので以下別々に羅列していきます。

 

【2017 BEST MOVIE 20】

 

20. 黒澤清散歩する侵略者f:id:bsk00kw20-kohei:20171218221832j:image

19. ケン・ローチ『わたしは、ダニエル・ブレイク』f:id:bsk00kw20-kohei:20171218221828j:image

18. 東伸児『しゃぼん玉』f:id:bsk00kw20-kohei:20171218221824j:image

17. 矢口史靖『サバイバルファミリー』f:id:bsk00kw20-kohei:20171218221821j:image

16. ケネス・ロナーガンマンチェスター・バイ・ザ・シーf:id:bsk00kw20-kohei:20171211214832p:image

15. 冨永昌敬南瓜とマヨネーズf:id:bsk00kw20-kohei:20171212125906j:image

14. 小林勇貴全員死刑f:id:bsk00kw20-kohei:20171212125918j:image

13. ニコラス・ウィンディング・レフンネオン・デーモンf:id:bsk00kw20-kohei:20171212125942j:image

12. ノア・バームバック『マイヤーウィッツ家の人々』f:id:bsk00kw20-kohei:20171212130003p:image

11. 大九明子勝手にふるえてろf:id:bsk00kw20-kohei:20171225203456j:image

10. 荻上直子『彼らが本気で編むときは、』f:id:bsk00kw20-kohei:20171212130022j:image

9. ナ・ホンジン『哭声 コクソン』f:id:bsk00kw20-kohei:20171212130120j:image

8. 白石和彌彼女がその名を知らない鳥たちf:id:bsk00kw20-kohei:20171212130134j:image

7. デイミアン・チャゼルラ・ラ・ランドf:id:bsk00kw20-kohei:20171212130153p:image

6. エドガー・ライトベイビー・ドライバーf:id:bsk00kw20-kohei:20171212130222g:image

 

5. クリストファー・ノーランダンケルクf:id:bsk00kw20-kohei:20171212130942j:image

 

4. ポン・ジュノ『オクジャ』f:id:bsk00kw20-kohei:20171212130316p:image

 

3. トム・フォードノクターナル・アニマルズf:id:bsk00kw20-kohei:20171212130951j:image

 

2. 三島有紀子『幼な子われらに生まれ』f:id:bsk00kw20-kohei:20171212131004j:image

 

1. ドゥニ・ヴィルヌーヴ『メッセージ』f:id:bsk00kw20-kohei:20171231180432j:image

  1. メッセージ
  2. 幼な子われらに生まれ
  3. ノクターナル・アニマルズ
  4. オクジャ/okja
  5. ダンケルク
  6. ベイビー・ドライバー
  7. ラ・ラ・ランド
  8. 彼女がその名を知らない鳥たち
  9. 哭声 コクソン
  10. 彼らが本気で編むときは、
  11. 勝手にふるえてろ
  12. マイヤーウィッツ家の人々
  13. ネオン・デーモン
  14. 全員死刑
  15. 南瓜とマヨネーズ
  16. マンチェスター・バイ・ザ・シー
  17. サバイバルファミリー
  18. しゃぼん玉
  19. わたしは、ダニエル・ブレイク
  20. 散歩する侵略者

これがマイベストです!我ながら多様なジャンルを抑えていて感心ですね。今年は、昨年の『君の名は。』や『シンゴジラ』のような誰もが知っていてその年の印象を決定づけるようなヒット作は出ませんでしたが、「わたしたちの日常」と多くの接点がある映画が沢山公開されたことが印象的でした。邦画の上3つには「われら」「彼女」「彼ら」と代名詞が並びますが、その物語のどれもが映画内の登場人物だけでは完結せずにわたしたちの生き方にまで強く迫ってくる。映画は映画内の登場人物たちによって作り上げられる物語ではありますが、それと同時に「わたしたち」の物語でもあるのだということを再認識させられた作品群でした。ちなみに一番「わたし」に刺さったのは『勝手にふるえてろ』でした…。

洋画は音楽映画からホラー映画まで、豊作の年であったと思います。ノーランにチャゼル、ポンジュノにヴィルヌーヴと巨匠たちの映画が一気に公開されて非常に楽しかった。それぞれが違う取り組み方で、大きな物語を私たちに見せてくれて、もうとにかく最高でした。役者でいうとエイミー・アダムス(『メッセージ』『ノクターナル・アニマルズ』)とジェイク・ギレンホール(『ノクターナル・アニマルズ』『オクジャ』)に魅せられた一年になりました。ベストからは漏れていますが是枝裕和や吉田大八、河瀬直美といった日本映画界のホープ(と言うにはベテランだけど)が描きだしたもろもろの作品も素晴らしかった。そして『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、今年最も興奮した映画のひとつだったことは間違いないのだけど、どこに入れればいいのか分からなくなったので一旦無視しました…笑。私が何よりも推したいのは『幼な子われらに生まれ』!日本アカデミー賞で最優秀作品賞にならなかったらおそらくそこまで注目されることがないまま消え去ってしまいそうなので、ここで大声を出して宣伝しておきます!

『幼な子…』にも代表されるところですが、今年の邦画は大手シネコンよりミニシアター系で観た作品の方が素晴らしいものが多かった印象です。同じような題材である『ナラタージュ』と『南瓜とマヨネーズ』を対比させてみても、分かりやすくて可愛らしくてポップで、という正のイメージが後者に付与していく。『三度目の殺人』や『美しい星』、『打ち上げ花火…』などなど、今年の大手シネコン邦画は「分かりづらい」がネガティブな結果を生み出してしまっているような気がする。大衆向けを少し回避しているところに好感は持てますが、う〜ん。この傾向は良いことなのでしょうか。とりあえず、『勝手にふるえてろ』とか『南瓜とマヨネーズ』あたりを多くの人に見てもらいたいですね。まぁ来年は、白石和彌や吉田大八、沖田修一、細田守監督あたりがなんとかしてくれるでしょう。

 

続いて、ほとんどおまけのような形でこちらも。1位の作品は今年という位置づけで良いのか分かりませんが、NHKでもやってましたし、何よりもこの素晴らしさを一人でも多くの人に知っていただきたいので選出しました。それぞれの画像、適当に選んだのだけど「目線」が印象的。交わるのか交わらないのか、同じ場所を見つめているのか向き合っているのか。この作品群に共通する何かが浮かび上がってきそうです(適当)。

【2017 BEST DRAMA 10】

1.『火花』Netflix、監督:廣木隆一f:id:bsk00kw20-kohei:20171208182133j:image

2.『カルテット』(TBS、脚本:坂元裕二f:id:bsk00kw20-kohei:20171208182137j:image

3.『13の理由』Netflix、製作/脚本:ブライアン・ヨーキー)f:id:bsk00kw20-kohei:20171226003305j:image

4.『架空OL日記』読売テレビ、原作/脚本:バカリズム、監督:住田崇)f:id:bsk00kw20-kohei:20171208182208j:image

5.『セトウツミ』テレビ東京、監督:瀬田なつき,坂下雄一郎,杉田満、脚本:宮崎大)f:id:bsk00kw20-kohei:20171223150558j:image

6.ハロー張りネズミ(TBS、演出,脚本:大根仁f:id:bsk00kw20-kohei:20171223150541j:image

7.ストレンジャー・シングス シーズン2』Netflix、製作:ザ・ダファー・ブラザーズ)f:id:bsk00kw20-kohei:20171223150547j:image

8.『住住』日本テレビ、原案,脚本:バカリズム、監督:住田崇)f:id:bsk00kw20-kohei:20171223150215j:image

9.『刑事ゆがみ』(フジテレビ、演出:西谷弘ほか、脚本:倉光泰子ほか)f:id:bsk00kw20-kohei:20171223150616j:image

10.監獄のお姫さま(TBS、脚本:宮藤官九郎、演出:金子文紀ほか)f:id:bsk00kw20-kohei:20171223150959j:image

 

 

《おまけ》
個人的なアカデミー賞(ドラマも含む)

邦画好きなので日本人が多めになっております。ご了承ください。

最優秀作品  メッセージ
主演男優賞  浅野忠信(「幼な子われらに生まれ」「刑事ゆがみ」)
主演女優賞  エイミー・アダムス(「メッセージ」「ノクターナル・アニマルズ」)
助演男優賞  阿部サダヲ(「彼女がその名を知らない鳥たち」)
助演女優賞  満島ひかり(「カルテット」「監獄のお姫さま」「愚行録」ほか)
最優秀監督  三島有紀子(「幼な子われらに生まれ」)
最優秀脚本  坂元裕二(「カルテット」)
最優秀歌曲  Another Day of Sun (From "La La Land")
最優秀作曲  メッセージ - ヨハン・ヨハンソン
長編アニメ  夜は短し歩けよ乙女